発表会を終えて

11月29日(日)、長岡京記念文化会館にて、マユバレエスタジオ第20回発表会が終演しました。

今年は新型コロナウイルスの影響で発表会開催も危ぶまれる状況にありましたが、たくさんの方の理解と支えの下で無事に開催することができました。

 

今年はマユバレエスタジオにとって記念すべき20回目の発表会ということで、上演に先立って20年の歩みを振り返る記念映像を流させていただきました。

懐かしい写真の数々に、これまでの出来事が走馬灯のように蘇り、思わず涙してしまいました。

 

さて、今回の発表会は「ドン・キホーテ」。

例年バレエコンサートと幕物の2部構成で上演しておりましたが、今年はバレエコンサートは行わず、「ドン・キホーテ」のみの上演となりました。

その分与えられた役にじっくり向き合うことができたり、舞台という特別な空間を心から楽しむ余裕ができたり。

初舞台を迎えた小さな子どもたちから社会人、主婦まで幅広い年齢層が在籍するマユバレエ。

タイミングやフォーメーションを合わせることなどが難しい面もありましたが、その分それぞれの個性が光るマユバレエならではの「ドン・キホーテ」をお観せすることができたのではないでしょうか。

暗いできごとばかりの世の中ですが、クラシックバレエの楽しさ、「ドン・キホーテ」の楽しさが少しでも伝わっていたら幸いです。

 

楽しかった発表会ですが、終わってみるとやっぱり課題が残ってしまうのは毎年のこと。

成長しても、また新たな課題に出会う。これがきっとバレエの魅力の一つなんだと思います。

 

コロナ禍で今まで当たり前にあった日常にたくさんの制限や自粛が求められたこの1年。

レッスンできる喜びや舞台に立てる幸せをより強く感じた年でもありました。

そして、当たり前にある毎日に感謝する気持ちを一人ひとりが実感できたのではないでしょうか。

これらの気持ちを忘れずに、20回目という節目の舞台を終えた今、新たな歴史の1ページをマユバレエ全員で描いていきたいと思います。

 

舞台監督を始めとするスタッフの皆様、監修・ゲストの先生方、練習から本番まで支えてくださった保護者の皆様、マユバレエスタジオの仲間、そして日々ご指導くださるマユ先生に心より感謝申し上げます。

また、このような時期にも関わらず、会場まで足を運んで下さり、検温や手指消毒、一席ずつ空けての鑑賞など感染予防対策にご協力して下さったすべてのお客様、本当にありがとうございました。

 

 

2021年が皆様にとって素晴らしい年になりますように…良いお年を!!!

 

 

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